フロン排出抑制法に関する Q&A

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フロン排出抑制法に関するよくあるご質問にお答えします。

  • Q. 機器を廃棄する場合はどうしたらよいですか?
  • A. 第一種フロン類充填回収業者に依頼して、フロンガスを回収・破壊したのち機器の廃棄が必要です。フロンガスの回収・破壊を依頼した際は、行程管理票を交付しなければなりません。
  • Q. 冷凍空調機器について家庭用の機器と業務用の機器の区別はどのようにしたらよいですか?
  • A. ①室外機の銘板、シールを確認します。第一種特定製品であること、フロンの種類、量などが記載されています。
    ②機器のメーカーや販売店に問い合わせることができます。
  • Q. 家庭用の製品(エアコン及び冷凍冷蔵機器など)についても充填の基準を遵守する必要がありますか?
  • A. 家庭用の製品は第一種特定製品ではないため、フロン排出抑制法の充填の基準は適用されません。
  • Q. 冷凍空調機器が海外の事業所に存在する場合でも、日本法人が所有していれば法の規制対象となりますか?
  • A. 日本の法令が適用されない場所に存在する冷凍空調機器は対象外です。反対に海外法人が業務用冷凍空調機器を日本の法令が適用される場所で使用している場合は対象になります。
  • Q. リース契約、レンタル契約のそれぞれについて、管理者は所有者・使用者のどちらになりますか?
  • A. 一般的に機器の保守・修繕の責務は、リースにおいては使用者側にあるとされているため、使用者が管理者にあたる場合が多いと考えられます。一方、レンタルにおいては、所有者側にあるとされているため、所有者が管理者にあたる場合は多いと考えられます。
  • Q. 割賦販売における管理者は、所有者・使用者のどちらになりますか?
  • A. 割賦販売における物件の保守・修繕の責任は、売買契約と同様とみなされることから、使用者側が管理者にあたる場合が多いと考えられます。
  • Q. 定期点検をすれば、それをもって簡易点検を兼ねることは認められますか?
  • A. 兼ねることができます。
  • Q. 点検は既設の機器も対象でしょうか?
  • A. 法施行日(2015年4月1日)より前に設置された機器も対象となります。
  • Q. 2つの冷媒を使った二元系冷凍機の場合、定期点検対象となるかどのように判断したらいいでしょうか。
  • A. 二元系の冷凍機については、2つの冷媒回路があることによって冷凍サイクルが成立している機器ですが、2つの圧縮機の合計値によって出力が決まるものではないため、圧縮機の原動機の定格出力の高いほうが7.5kW以上となるかどうかで判断します。