業務用加湿器の選び方 オフィスや病院などに!

業務用加湿器事務所画像

オフィス、病院、学習塾、保育園、店舗など
広めの空間にはどんな加湿器がおすすめ???
業務用の加湿器の選び方をご紹介します!!

事務所や病院・クリニック(受付・病室)、学習塾や保育園、店舗などの広めの空間は、人が多く集まる場所です。そういった場所ではウイルス感染の恐れも高まります。特に冬は大気も乾燥していますが室内の暖房で、より乾燥が進みます。乾燥した空気中では咳やくしゃみの飛沫の飛び散りが広がり、インフルエンザなどのウイルスが拡散しやすい環境となってしまいます。
また、乾燥した空間ではほこりが舞いやすく、花粉も飛散しやすくなり、静電気も発生しやすくなります。
このようなことを抑制するためには加湿器の選び方が重要になります。広さに応じた十分な加湿能力のある加湿器を選ぶこと、またご利用状況にあった加湿方法の加湿器を選ぶことで、快適な空間を作り出せるのです。広めの空間にぴったりな加湿器の選び方のポイントを見ていきましょう。

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三菱重工スチームファン蒸気式加湿器の画像

安全性の高いスチームファン蒸発式加湿器
業務用加湿器 SHE120VD-W
三菱重工スチームファン蒸発式加湿器
おもに20畳用 ホワイト


定価  61,000円(税込)   

商品番号  SHE120VD-W    価格 20,000円(税込)

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送料無料 ※北海道・沖縄・離島は送料がかかります。詳しくはこちら→

加湿したい場所の広さで選ぶ業務用加湿器

業務用加湿器事務所画像

一般の家庭より広めの空間を加湿するには、やはり家庭用の加湿器では十分に加湿することはできません。業務用向きの加湿器をご使用になるのがよろしいでしょう。

加湿能力は、一時間当たりの加湿量で表示されます。たとえば、加湿能力が「350mL/h」であれば、一時間で気流中に噴霧される水量または気化蒸発(蒸気)量が350mLということです。

ちなみに「350mL/h」で加湿できる広さの目安は 木造6畳(プレハブ10畳)となります。15畳以上の業務用として広めの空間に使用するならば、1000mL/h以上は必要でしょう。

加湿能力目安(事務所や病院など広めの空間用)

定格加湿能力の目安プレハブ木造
1,000 mL/h28畳(46㎡)17畳(28㎡)
1,200 mL/h33畳(54㎡)20畳(33㎡)
1,500 mL/h42畳(69㎡)25畳(42㎡)

これらの業務用としてしようできる加湿器の価格はおもに3万円台~7万円台で販売されています。水のタンクが大容量のため給水の回数を減らせます。

ちなみに上記の広さのお部屋は1台で加湿するよりも、複数台で加湿する方が向く場合もあります。例えば、の600mL/hの加湿器を複数個所に設置する方が、加湿のムラが減らせます。 また水のタンクも小さいため、給水がお手軽という利点もあります。

100m2以上の、さらに大空間の美術館や工場、大規模商業施設などを加湿する場合には、産業用の加湿器があり、設置方法は据え置き、吊り下げ、天井埋込タイプ等があります。価格は10万円~100万円以上するものもあります。

加湿方法で選ぶ業務用加湿器

業務用加湿器の加湿方法は、「気化式」「スチーム式(蒸気方式)」「超音波式(水噴霧式)」「ハイブリッド式(気化式+温風気化式、超音波式+加熱式)」「浸透膜方式」などがあります。

加湿方式によって、加湿範囲や吹き出し口温度、電気消費量、清潔性などの違いがあります。ご使用用途に適した加湿方式でお選びいただくことが、特に業務用の加湿器では必要です。加湿方式別の特徴を見ていきましょう。

気化式

気化式加湿器は、水に空気をあてて蒸発させることで加湿します。
消費電力は抑えられますが十分に加湿するまでに時間がかかります。ヒーターを使わないので、室温が若干さがりますがやけどの心配がなく安全で結露もしにくいという 特徴があります。また加熱しないので、カビや雑菌が繁殖しやすいため、こまめに掃除やフィルターの取り替えが必要です。

加湿方法/フィルタに水を含ませ、風を当て蒸発させる
加湿器の種類/ヒーターレス式

メリット/消費電力が低い
デメリット/加湿力が弱い 室温が若干低下する フィルターメンテナンスが必須

気化式

スチーム式(蒸気式)

スチーム式(蒸気式)加湿器は、ヒーターによる加熱でお湯を沸かし、その蒸気で加湿します。
暖かい蒸気を放出するため、空間の温度が下がることなくやや温まります。水を加熱することにより雑菌の繁殖を抑えることができるので健康や衛生面で魅力的です。ヒーターで加熱するため、消費電力が他のタイプより高めですが、パワフルに加湿できます。

加湿方法/水を沸騰させて蒸気で加湿する
加湿器の種類/スチーム式 スチームファン式

メリット/加湿力が高い 衛生的
デメリット/水垢の付着が激しいため定期的な清掃が必要

スチーム式(蒸気式)

超音波式(水噴霧式)

水噴霧式加湿器は、水を超音波で微細な粒子にし噴霧します。
消費電力はおさえられ、加湿力も高いですが、水に含まれるミネラル成分などもまき散らすため、室内に白い粉が付着することがあります。また加熱しないため、雑菌が繁殖しやすくこまめなメンテナンスが必要です。

加湿方法/水に超音波の振動を当てて霧状にして噴霧する
加湿器の種類/超音波式 高圧スプレー式

メリット/消費電力が低い 加湿能力が高い
デメリット/雑菌が繁殖をおさえるために清掃が頻繁に必要

超音波式(水噴霧式)

ハイブリッド式(気化式+温風、超音波式+加熱式)

ハイブリッド式(気化式+温風タイプ)

ハイブリッドの気化式+温風のタイプは、フィルタに水をすわせ、そこにヒーターで暖めた風をファンで送り蒸発させて加湿する方式です。
温かい風を送ることで、より多くの量を蒸発させることができます。気化熱により温度が下がりますので、吹き出す蒸気の温度は熱くなりません。

加湿方法/フィルタに水を含ませ、温風をあてる
加湿器の種類/気化式+ファン、ヒーター式

メリット/広範囲に早く加湿できる 蒸気が高温にならない
デメリット/雑菌・カビが繁殖しやすい 清掃が頻繁に必要

ハイブリッド式(気化式+温風タイプ)

ハイブリッド式(超音波式+加熱式)

ハイブリッドの超音波式+加熱式のタイプは、ヒーターで加熱した水を超音波で霧状にし吹き出すタイプです。
加湿量が多く、パワフルに加湿できます。デメリットとしては霧の粒子が大きいため、室内が結露しやすい点があげられます。

加湿方法/加熱した水を霧状にし噴霧する
加湿器の種類/超音波式+加熱式

メリット/パワフルな加湿、衛生的
デメリット/粒子が大きめなため周囲が濡れる

ハイブリッド式(超音波式+加熱式)

浸透膜方式

袋の中の水を袋の表面から水蒸気だけを放出し、表面を流れる空気に含ませ加湿する方式です。そのため、水の中の雑菌等は通さず衛生的ですが、純透湿膜の清掃を定期的に行わなければなりません。消費電力は低く、加湿力は高めです。

加湿方法/浸透膜から水蒸気のみを放出し、空気にのせ放出
加湿器の種類/浸透膜方式

メリット/消費電力が低い 加湿力が高い
デメリット/透湿膜膜の清掃が必要


【加湿方式別比較表】

気化方式スチーム式
(蒸気式)
超音波式
(水噴霧式)
ハイブリッド式
気化式+温風超音波式+加熱式
加湿速度△ やや遅い◎ 速い◎ 速い〇 やや速い◎ 速い
加湿範囲〇 広い〇 広い△ 本体周辺◎ 部屋全体△ 本体周辺
清潔性〇 普通◎ 煮沸△ 煮沸しない〇 普通△ 煮沸しない
吹出口
温度
◎ 室内より低い△ 熱い〇 室内同等〇 室内同等〇 室内同等
運転音△ やや大きい△ やや大きい◎ 静か〇 普通△ 煮沸しない
消費電力◎ 少ない△ 多い◎ 少ない〇 やや少ない〇 やや少ない

それぞれの方式により、消費電力、加湿力、衛生面、お手入れの頻度などのメリット・デメリットがあり、使用状況にあった加湿方式を選ぶ必要があります。

エアコンフロンティアのおすすめ業務用加湿器

広めの空間を加湿する業務用の加湿器で、エアコンフロンティアのおすすめは、三菱重工 スチームファン蒸発式加湿器です。
加湿能力は1200mL/hで、加湿時間は連続8時間以上です。タンク式で約5Lが2個。給水設備付きの加湿器は給水は楽ですが設置場所が固定されます。タンク式ですと移動が可能で会議室など一時的に加湿したい場所などに設置でき、使い勝手がよいところがメリットです。
蒸気式で衛生的。業務用の広めの場所にぴったりの加湿器です。

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安全性の高いスチームファン蒸発式加湿器
業務用加湿器 SHE120VD-W
三菱重工スチームファン蒸発式加湿器
おもに20畳用 ホワイト


定価  61,000円(税込)   

商品番号  SHE120VD-W    価格 20,000円(税込)

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この他にも、エアコンフロンティアでは、様々なタイプの加湿器を取り扱っております!!ぜひご覧くださいませ。


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