2026年三菱重工の業務用エアコン最新情報

業務用エアコンの進化が止まらない!サーマルセンサ・UV-C(深紫外線)LED・施工性向上で実現する快適で効率的な空調環境
近年、業務用エアコンには「冷やす」「暖める」という基本性能だけでなく、省エネ性や快適性、衛生面、さらには施工やメンテナンスのしやすさまで求められるようになりました。
オフィスや店舗、病院、学校、工場など、空調設備は日常業務を支える重要なインフラです。そのため、運転コストの削減だけでなく、利用者の快適性や施工業者の作業効率を高める技術も年々進化しています。
今回は、三菱重工の業務用エアコンに採用されている新機能の中から、特に注目したい3つをご紹介します。
- サーマルセンサ
- UV-C(深紫外線)LED
- 施工性が大幅に向上したリモコン配線レス化
これらの機能は、導入後の満足度を大きく左右するポイントとなるため、業務用エアコンを検討している方はぜひ参考にしてください。
サーマルセンサで空間全体をより快適に

従来の業務用エアコンは、室内機周辺の温度を基準に運転を制御するものが一般的でした。
しかし実際には、
- 窓際だけ暑い
- 足元だけ寒い
- エアコンの風が直接当たる
- 部屋の場所によって温度差がある
といった問題を感じるケースも少なくありません。
そこで活躍するのがサーマル(温度)センサです。
このセンサは、床面温度・室温・人の位置を検知し、空間全体の温度バランスを把握します。さらに、人感センサと組み合わせることで、人の有無や活動量まで判断し、状況に応じた最適な運転を自動で行います。
空間に合わせた3つの運転モード
サーマルセンサには、利用シーンに応じた3つの運転モードがあります。
おまかせ気流モード
床温や室温、人の位置を検知しながら、風向きや風量を自動制御します。
設定温度との差が大きい場合は、風量を上げながら人がいない方向へ風を送り、設定温度に近づくと快適性を重視した気流へ切り替えます。空間全体の温度ムラを抑えながら効率よく空調できます。
風あてモード
外回りから戻った直後や厨房など、すぐに涼しさを感じたい場合に便利なモードです。
人の位置へ向かって風を送り、短時間で体感温度を下げることができます。
風よけモード
オフィスや会議室では、エアコンの風が直接当たり続けることで「寒い」「乾燥する」と感じることがあります。
風よけモードでは、人に直接風を当てないよう吹出口を制御し、快適な空調環境を維持します。
人感センサとの連携で省エネ効果も
サーマルセンサは快適性だけでなく、省エネにも大きく貢献します。
人感センサが人の活動量や不在を検知すると、自動的に省エネ運転へ切り替わります。さらに、一定時間人がいない場合は待機状態となり、設定時間を超えると自動停止する機能も備えています。無駄な運転を減らし、電気代削減にもつながります。
UV-C(深紫外線)LEDでドレンパンを清潔に

業務用エアコンでは、冷房運転時に発生する結露水がドレンパンに溜まります。
湿気が多い環境では、ドレンパン内部にスライムや汚れが発生しやすくなり、
- ドレンポンプの詰まり
- 排水不良
- 水漏れ
- ニオイの原因
となることがあります。
これらは店舗やオフィスにとって大きなトラブルにつながるため、定期的な清掃やメンテナンスが欠かせません。
そこで搭載されたのがUV-C(深紫外線)LEDです。
UV-C光でスライムの発生を抑制
UV-C光は除菌・抗菌効果が高いことで知られており、ドレンポンプ吸込口へ照射することでスライムの発生を抑制します。
これにより、ドレンポンプの詰まりを防ぎ、排水トラブルのリスク低減が期待できます。資料では、このUV-C(深紫外線)LEDは標準搭載されており、ドレンパン周辺を衛生的な状態に保つ仕組みが採用されています。
メンテナンス負担の軽減にも貢献
もちろん、UV-C LEDだけでメンテナンスが不要になるわけではありません。
しかし、スライムの発生を抑えることでドレン系統のトラブルリスクを減らし、日常管理や清掃の負担軽減につながる点は大きなメリットです。
特に飲食店や病院、美容室など衛生面を重視する施設では、大きな安心材料となるでしょう。
施工性が大幅に向上!室内ユニット間のリモコン配線が不要に

業務用エアコンの設置では、性能だけでなく施工のしやすさも重要です。
ツイン・トリプル・ダブルツインなど複数台の室内機を接続する場合、従来は室内ユニット同士をリモコン配線で接続する必要がありました。
この配線作業は、
- 配線ルートの確保
- 配線材料の準備
- 接続作業
- 配線ミスの確認
など、多くの工程が必要でした。
フリーアドレスプルーラル接続を採用
新しいシステムでは、フリーアドレスプルーラル接続により、ツイン・トリプル・ダブルツインにおいて室内ユニット間のリモコン配線が不要となりました(配線長には条件があります)。
これにより、
- 配線作業時間の短縮
- 配線ミスの削減
- 現場での施工効率向上
- 工期短縮
といった多くのメリットが期待できます。
更新工事でも大きなメリット
既設配線が複雑な建物では、新たなリモコン配線を通すだけでも時間とコストがかかります。
室内ユニット間の配線が不要になることで、更新工事や改修工事でも施工性が向上し、現場負担の軽減につながります。
施工会社にとっても、建物オーナーにとってもメリットの大きい改良といえるでしょう。
















