業務用エアコンの工事費を解説します!
今回は業務用エアコンと家庭用エアコンの工事費の違いについて触れてみたいと思います。
皆さんもチラシなどで「ルームエアコン標準工事込みで〇〇,〇〇〇円!!」という価格をよく目にすると思います。でも「業務用エアコンでは工事費いくら!」というのはなかなか見ませんよね?いったいなぜなのでしょう??
それについて触れる前に、ひとまずルームエアコンの「標準工事込み」の「標準工事」とはいったい何のことか、ということからお話ししたいと思います。
エアコンの「標準工事」ってどんな内容??
「標準工事」というのはズバリ一番簡単に取り付けられる工事のことなんです!とってもピンとは来ませんね(笑)
エアコンを動かすのに必要なものは、①電源 ②冷媒配管 ③ドレン配管(排水用配管)この3つが必要になります。逆に言えばこの3つがあれば家庭用・業務用に限らずエアコンは動いてしまうのです!(でも資格がないと取り付けられませんので、設置は専門の業者さんへお願いしましょう)そしてその3つの条件が取り付けやすい場所にそろった時、初めて「標準工事」となります。具体的には
①エアコン用の専用コンセント(電源)が用意されている
②配管が短い(アパートで言うところ、室内機が壁側、その真裏のベランダに室外機)
③ドレン配管が短い(上に同じ、だいたい3m以内ですかね~)
ですので、一軒家・マンション・アパートなどの居住施設は①~③の条件を満たすように設計されることが多いです。
つまり①~③の条件に当てはまらなかった場合には追加料金が発生しちゃいます><
(少しの追加であればサービスしてくれる業者さんもいたりいなかったり(^^♪)
さて、業務用エアコンに話を戻しますが、では一体なぜ業務用エアコンの工事費は表示されないことが多いのでしょう?
実はその答えは単純なのです!
なんと!上の①~③の条件が業務用エアコンに揃っていないことがほとんどなのです!!
業務用エアコンの工事について
細かく見ていきますと
①電源については、業務用の電源やブレーカーの準備が必要です。
仮に現在設置されている業務用エアコンを新しく更新したいという機械があったとしても、正しいブレーカーが設置されているかの確認が必要です。例え、古い機械と新しい機械が同じ能力であったとしても昔と今はブレーカー容量が変わっている機種があります。それにメーカーによってもブレーカー容量が違うことがあるのです。
・・・電気だけでもこんなに確認することがあるんですね((+_+))
②家庭用エアコンの冷媒配管の種類は1種類ですが、業務用エアコンの冷媒配管の種類はたくさんあります。
馬力が大きくなればなるほど、冷媒配管は太くなります。冷媒配管が太くなると資格をもった人が溶接しないと接続できない太さもあります。また、業務用エアコン設置では配管が長くなることがほとんです。つまり、冷媒配管の種類や長さによっても工事費用が変わってくるのです。
③ドレン配管は「業務用エアコンの形」によってに排水方法がいろいろ変わります。ですので、一度現場をみてみないと排水が出来る出来ないの判断が不可能なのです。そうなると概算で算出することも難しいですね・・・。
④「業務用エアコンの形」によって設置方法が様々であり、設置費用が変わってくるのです。
天井カセット形、天吊り形、壁掛け形、床置き形・・・それぞれに特徴があって、設置しやすさ、難しさなどによって設置費用が変わってきます。
⑤「室外機の場所」実はこれが一番大変なのです!
家庭用エアコンの室外機は作業員の方が頑張れば一人で持てることができます。ですが、業務用エアコンの大きい馬力の室外機は一人では絶対に運べないのです(;゚Д゚)馬力が大きくなればなるほど、ヘタしたら大人4人でも持ち上げるのが精一杯の室外機もあります。それでも地上に置くだけだったらまだ頑張れる!っと思いきやビルの屋上に室外機。。。なんてことが良くあります。そのビルに階段しかなかったらって思うとぞっとしますよね(汗場合によってはレッカー車が必要だったら、その費用も追加になってしまいます・・・トホホ
というように業務用エアコンの工事費用についてお話しするとキリがないのです><これまでのお話し以上にもっと細かい条件やケースがまだまだあります。
結論!!業務用エアコンの工事費は・・・
専門の業者に一度現場に来てもい算出してもらおう!
これに尽きると思います。
ぜひ!エアコンフロンティアへお問合せください!!現場でしっかり下見をし、お見積書を提出させていただきます。現地の下見とお見積書の提出はもちろん無料です!
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